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■ スキンダイビング Skin Diving

スキューバなど大がかりな道具をつかわずにおこなう潜水。素もぐりともいう。潜水マスク、シュノーケル、フィン(足びれ)といった潜水具の有無や肺活量にもよるが、1〜2分は水中にもぐることができる。スキンダイビングは、同じような用具をつけて水深の浅い所で遊泳するシュノーケリングの応用である。ばた足で息をととのえながらシュノーケリングしつつ、適当な場所で、水深10m以内を1〜2分間くりかえしてスキンダイビングして海中の景観をたのしむ。

スキンダイビング◆ ダイビングの用具
スキンダイビングの基本的な用具には、潜水マスク、シュノーケルとよばれる呼吸用の管、足につけるフィンがある。潜水マスクは目と鼻のまわりをおおい、目の前に水のはいらない空間をつくることで、水中の視界を確保する。シュノーケルは中空の管で、先端にマウスピースがついている。開管された一方を水面にだしておくことにより、スキンダイバーはおよいでいる間も呼吸が可能になり、より長い時間、水中のようすを観察することができる。シュノーケルは長さが約38cmしかないが、呼吸によって水が中にはいってくることはない。また、フィンをつければより効率的におよぐことができる。これ以外に、小型の浮揚装置やウェットスーツなどをつかうこともある。浮力がつきすぎる場合には、楽に水面下にしずんでいけるように錘(おもり)がはいったベルトもつかわれる。

◆ ブレスホールド (息ごらえ潜水)
スキンダイビングする際のブレスホールド・ダイビング(息こらえ潜水)では、ダイバーは特別な呼吸装置がなくとも、水深10mぐらいにはもぐることができる。しかし潜水時間は短く、通常は2分以内(初心者は1分以内)である。ただし、1回の潜水で数分間にわたって水中にとどまれる熟練ダイバーの例もある。
スキンダイビングもシュノーケリングも、レジャーとしての人気が高まっているが、専門のインストラクターの訓練をうけることがのぞましい。とくに潜水については、水圧の変化などへの対応をふくめじゅうぶんな訓練が必要である。

◆ 身体生理
生きるためのエネルギーは体内で炭水化物を酸素で燃焼し代わりに二酸化炭素を作り出しています。このエネルギーにより運動や脳、臓器の働きを助けています。体内に取り入れられた酸素は、肺で赤血球中のヘモグロビンに渡され血流に乗り体中に運ばれてエネルギーとなります。排出される二酸化炭素はまず血液に溶け込み肺から呼気により体外へ出されます。排出される呼気には、酸素が16%、二酸化炭素が4%含まれており、呼吸に対する欲求は二酸化炭素の血中濃度による。多くなった場合は、脳より指示され呼吸を促します。




↓Danger (非常に危険)↓

◆ ハイパーベンチレーション (過呼吸、過剰換気)
息ごらえ潜水前に 深呼吸を連続して行うことをハイパーベンチレーションといいます。意識的に2分以上速く大きな深呼吸をします。この行為により血液中の二酸化炭素が浄化され濃度が下がります。二酸化炭素の濃度により脳は呼吸を促す訳ですから、異常に濃度が下がった場合長く息ごらえしても苦しくならず、水中に長い時間潜行することが可能です。しかし詳しく下記にて説明しますが、シャローウォーターブラックアウト(浅海失神)を引き起こしますので注意してください。

■ シャローウォーターブラックアウト(Shallow Water Blackout 浅海失神)

◆ 原因
ハイパーベンチレーションを行うことにより脳の呼吸中枢を麻痺させ呼吸をしたくなる前に酸素欠乏症(ハイポキシア Hypoxia)になり起こります。

◆ 症状
水中で突然失神(ブラックアウト)します。

◆ 応急手当
人工呼吸、心配蘇生法(CPR)を行うと同時に救急医療の手配を行う。

◆ 予防法
ハイパーベンチレーションは行わず2〜3回の深呼吸のみで潜降するようにしましょう。

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